食洗機の使い方ってよく分からないなぁ
お手入れが大変なんじゃないの?
洗えない物もあるし、自分で洗った方が早いんじゃないの?
食洗機はあったら便利だけど、別になくてもいいかな
と、考える人は多いと思います。
食洗機の便利さが分かっても、食洗機を使いこなす自分が想像できないからです。
実際、私も食洗機を欲しいと思ってから、購入するまで時間がかかりました。
けれど身近に食洗機を使っている人を見て、自分が食洗機を使っている想像ができました。
この記事を読めば、自分が食洗機を使うイメージがつかめるようになります。
まずは使い方を知るところから見ていきましょう!
食洗機の使い方
余洗いをする
食洗機に汚れが残ったままだと洗い残しや故障の原因になります。
余洗いとは洗剤を使わず、水だけで汚れを落とすことです。
多くの汚れは水で落とすことができます。
ただ油汚れの場合は、食器用洗剤を使ったり、こびりついた汚れはお湯で落とす必要があります。
汚れがついたまま食洗機に入れると、汚れが取れていなかったり、食洗機が壊れる原因になります。
洗浄コースによっては、余洗いなしでも使えますが基本的にはおすすめしません。
水で汚れを落とす余洗いは必ずしよう!
食器を内側、コップは下側に向けて入れる
効果的な洗浄と乾燥のため
食器を内側に向けて入れると、洗浄液と水が食器全体にいきわたります。
グラスやカップなどは、下向きに入れることでしっかり洗浄と乾燥が行えます。
また食器の隙間が少なくなることで、洗浄液が食器の間に入りこみやすくなります。
乾燥についても同じことが言えます。
食器を内側、コップは下側に向けて入れることで、汚れが隅々まで落ち、乾きが早く仕上がります。
食器の保護のため
食器が外側に向けると、ノズルから出る水で食器が動いて音が鳴ったりします。
食器を内側に向けることで、食器が傷つくリスクが減らせます。
食器は内側、コップは下側に向けて入れることで、洗浄や乾燥の効果が上がるんだね!
食洗機用の洗剤を入れる
食器用の洗剤で洗うと、食洗機の故障の原因になるからです。
食器用洗剤と食洗機用洗剤では、2つの違いがあります。
泡立ちの少なさ
通常の食器用洗剤は、泡立ちが強いです。
そのため少量でも食器用洗剤が食洗機内に入ると、たくさんの泡が発生してしまいます。
その結果、食洗機の故障の原因になります。
一方、食洗機用洗剤は泡立ちが少ないので、たくさんの泡が発生しません。
食洗機には泡立ちの少ない洗剤が適しています。
洗浄力
食洗機用洗剤は、高温の水で洗うことにより、汚れをなくします。
また、通常の食器用洗剤よりも強力な成分を含んでいます。
食洗機用洗剤は、粉末、ジェル、タブレットと様々なタイプがあります。
いずれも食洗機に適した、泡立ちが少なく、強力な成分のある洗剤になっています。
必ず食洗機用洗剤を使いましょう。
通常の食器用洗剤を使うと、食洗機が壊れる可能性があるんだね!
洗浄コースを選ぶ
食洗機には様々な洗浄コースがあり、自分の都合や、食器に合うコースを選びましょう。
短い時間で仕上がるもの、念入りに洗浄するものなどさまざまなコースがあります。
現在使用しているPanasonicのプチ食洗機(以下プチ食洗機)は4つのコースがあります。
- 標準コース(洗浄+乾燥)
- スピーディコース(洗浄のみ)
- 低温ソフトコース(耐熱温度60度までの物を洗える)
- 乾燥のみコース
標準コースにバイオパワー除菌のコースを追加すれば、よりキレイに仕上がります。
低温ソフトコースは標準コースの約2倍の時間をかけて、洗いやすすぎを行います。
時間はかかりますが、低温ソフトコースは熱に弱いプラスチック製品を洗うには最適です。
食洗機によりますが、いろいろな洗浄コースがあります。
目的に合った洗浄コースを選ぶことが大切です。
洗うだけでも時間をかけて丁寧に洗うものもあれば、短時間で仕上がるものもあるんだね。
残さいフィルターを洗う
余洗いをしても、食洗機を1回使うと残さいフィルターに汚れが出てきます。
汚れが残ったまま食洗機を使えば、食器の洗いあがりが悪くなります。
残さいフィルターを洗うだけなので、水で流えば大抵キレイになります。
もし水洗いで汚れが取れないようであれば、洗剤のないスポンジで洗えばピカピカになります。
細かい部分は歯ブラシなどを使うのも効果的です。
残さいフィルターは、毎回洗うことを忘れずにしよう!
食洗機の使うときの注意点
食洗機で洗えないものもある
デリケートな素材を食洗機で洗うと、食器の変形、食洗機の故障の原因になってしまいます。
ただ食洗機によって異なりますが、プラスチック製食器が洗えるコースがあります。
プチ食洗の低温ソフトコースは耐熱温度が60度までの食器は洗えます。
熱に弱いプラスチック製食器も洗うことができるのです。
また、プチ食洗の標準コースでは耐熱温度が90度まで対応です。
プラスチック製品でも、食洗機対応の物は問題なく洗えます。
これらの食器は全て標準コースで洗える食洗機対応のものです。
食洗機で洗えない素材は多くあります。
しかし洗浄コースを変えたり、食洗機対応の物に変えれば問題なく食洗機で洗えます。
食洗機により違いがあるので、必ず取扱説明書を見て確認してください。
食洗機に寄り添えば、意外と問題は解決できるよ!
食器用洗剤を残さない
食器用洗剤は泡立ちがよく、少しでも残っていると食洗機が壊れる可能性があります。
水だけでは汚れが落ちない場合、通常の食器用の洗剤で軽く洗ってから、食洗機に入れることがあります。
その場合は必ず洗剤が残らないように注意しましょう。
注意喚起のため、食洗機に文言が書いてあるほど重要なことです。
食洗機では食器用洗剤を残さないことを必ず覚えておこう!
月に1回は食洗機内を掃除する
残さいフィルター(ゴミ受け)以外にも食洗機には汚れがでてきます。
基本的に食洗機内は水だけで汚れは落としましょう。
頑固な汚れの場合は洗剤を使うこともあります。
しかし、重曹やクエン酸などを使うと、食洗機が壊れることもあります。
洗剤などを使用する場合は、必ず取扱説明書を見て、確認しましょう!
具体的に洗う部分と洗い方について説明していきます。
部品を取り出して洗う
- 回転ノズル
- 排水溝カバー
食洗機の種類によりますが、これらは簡単に外して洗うことができます。
プチ食洗では排水溝カバーがないため、回転ノズルのみ洗います。
引っ張ると簡単に外せます。
ほとんど汚れがないので、私は水だけで洗うことが多いです。
汚れが気になる場合は、食器用洗剤をつけたスポンジで洗いましょう!
食器用洗剤を使う場合は、洗剤が残らないように注意してね!
拭きとり掃除をする
- ドアのパッキン部分
- かご
- 排水ホース
食洗機のドアのパッキン部分には、カビ汚れや水アカで汚れたりします。
また排水ホース内は水アカで汚れることが多いです。
基本的には水で湿った布や歯ブラシを使って汚れを取り除きます。
細かい部分は水で濡らした綿棒を使うのもおすすめです。
しかし、水で落ちない場合は、漂白剤を使います。
薄めた漂白剤を浸した布でパッキン・排水ホースを拭き、しばらく置きます。
時間を置いてから水拭きすると、汚れが落ちやすいです。
食洗機内は重曹、クエン酸、漂白剤などは絶対に使わないでね!
食洗機内を食器なしのまま、洗浄コースで洗う
通常の洗剤目安量の2倍の食洗機用洗剤を入れ、食器を入れずにお手入れコースなどで運転します。
プチ食洗ではお手入れコースがないので、標準コースで洗います。
- 食洗機内の油汚れや臭いが気になる
- 水アカで白く汚れている
月に1回程度が目安ですが、汚れが気になった場合に食器がない状態で洗浄しましょう。
食洗機のお手入れ想像より難しくないんだね!
食洗機の応用的な使い方
洗浄のみ使う
自然乾燥や自分で拭けば、乾燥機能を使わなくても困りません。
食器を手洗いしている方にとって、食器を自分で拭いたり、自然乾燥させてから食器を片付けることは日常です。
食洗機がない時、私もそのようにしていました。
食器洗いの一番の面倒は汚れを落とす、流す作業です。
大変な作業のみ食洗機に任せて、乾燥をしない方法もあります。
また、乾燥機能が最初からついていない食洗機もあります。
乾燥機能を使わなければその分電気代の必要がなくなります。
乾燥のみ使う
食器は手洗いして、水切りかごのように使い、食器を乾燥します。
実家は10年前に水まわりのリフォームをし、ビルトイン式の食洗機を導入しました。
30年近く母は食器洗いは手で洗い、食器乾燥機を使っていました。
食器洗いは苦でないし、手洗いの方が早くに終わる。
食器洗いが面倒な時は、食洗機でも洗えると思うと気持ちが楽になるよ。
乾燥のみを使うことで、食器がその日のうちに片付き、すっきりします。
手洗い作業が面倒な時に食洗機を全部任せるという選択肢があるのが気を楽にします。
まとめ:食洗機の使い方は難しくない!
食洗機は5つの順で使えば、問題ありません。
- 余洗いをする
- 食器を内側、下側に向けて入れる
- 食洗機用の洗剤を入れる
- 洗浄コースを選ぶ
- 残さいフィルター(ゴミ受け)を洗う
食洗機によって値段、大きさはもちろん、洗浄力や乾燥力も変わります。
自分の生活に合った食洗機を選んでみてください!
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